風水力機械ポンプ、コンプレッサ、送風機、メカニカルシール、その他

風水力機械とは

風水力機械とは、ファンやロータリ等を利用して空気や水を送り込んだり、空気や水の力を増幅して様々な機械の動力源とする機械です。

  1. ポンプ
    ポンプとは、液体にエネルギーを与えて、「必要とする量」の液体を「目的とする高さ」まで揚げるか「目的とする圧力」のところまで送り込む流体機械です。ポンプの形式の分類の仕方については、色々な視点からの分類が考えられますが、ここでは、「作用原理」による分類と「軸形式」による分類とします。ポンプを揚水作用の違いから大分類すると、「ターボポンプ」「容積ポンプ」「その他」に分けることができます。
  2. 送風機
    送風機とは、ファンとブロワの総称です。ファンは羽根車の回転運動によって気体を圧送し、その圧力比が約1.1、または吐出し圧力約10kPa(1mAq)未満のものです(JIS B 0132:1984 の定義による)。
  3. 圧縮機
    空気を含むガスを圧縮する機械です。コンプレッサとも言います。圧縮された空気は工場での空気圧機器や塗装ライン、圧送用、ブロー用等に使われます。また、酸素、窒素等のガス精製にも使われます。空気以外のガスは各種の化学プラント、LNGプラント等でガス供給のために使用され、いわばプラントの心臓部として活躍します。
  4. ロータリ・ブロワ
    送風機の一種です。送風機・圧縮機(コンプレッサ)は一般的に圧力によって分類されています。10kPa、100kPaを境として、ファン・ブロワ・圧縮機(コンプレッサ)に分けられ、ファンとブロワを総称して送風機と呼びます(JIS B 0132:1984 の定義による)。
    構造的には作動原理により容積形とターボ形に大別され、容積形には回転式及び往復式が、ターボ形には軸流式及び遠心式があります。ロータリ・ブロワは容積形の回転式ブロワに含まれ、中圧の小風量から大風量源として種々の用途で使用されています。
  5. メカニカルシール
    石油化学、電力、原子力、そして近年では食品やバイオ等のプラントでポンプや撹拌機等の回転機器が利用されています。回転機械はモータの回転を利用しながら液体・気体・粉体等あらゆる流体を送り出しますが、回転速度が速いほど軸の部分から流体の漏洩が始まり、事故発生につながる原因になってしまいます。特に、石油関係では油がモータに引火する危険性もあり、爆発事故にもつながりかねません。しかし、キッチリとパッキングし過ぎると、今度はモータ軸の回転に支障をきたします。そのために一定の隙間を保ちつつ、外に洩れない仕組みが必要になります。メカニカルシールとは、この部分で漏洩を防ぐ軸封装置です。
  6. 排水用水中ポンプシステム
    排水用水中ポンプシステムとは、建物や家庭からの排水を圧力ポンプ施設により処理場に圧送し、浄化排水されるまでの水中ポンプとそのシステムです。システムには以下があります。
    • 圧力式下水道収集システム(GPシステム)
    • 圧送式下水道輸送システム(主にマンホールポンプ場)
    • ビルピット即時排水システム
  7. 真空式下水道システム
    真空式下水道システムとは、下水道管内を真空状態とし、圧力差を用いて汚水を収集するシステムです。真空弁ユニット・真空下水管・真空ステーションの3つの構成要素からなり、配管埋設深が浅くでき、工期短縮および配管工事費削減が可能なほか、汚水が外部へ漏れないという環境面においても安全なシステムです。

2017年度受注額構成比

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