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【回答】
圧力式下水道収集システムの圧力本管に設ける点検口は、圧力管路に異常が認められた場合などに管路内部を点検する目的で設けられますが、そのほかに非常時に消火ホース等を用いて迂回路を設置するためのバイパス接続口として設けられます。
点検口の設置箇所は、圧力本管の上流端、主要合流部のほか、所要の機能を発揮させる上で効果的な箇所に配置されます。また、点検口の設置間隔は、利用する人口密度によりますが、一般的には120〜180m程度となります。
区間弁は、管路の点検時等に区間を仕切る目的で、圧力本管の上流端を除く点検口に併設されます。なお、点検口及び区間弁の口径は、圧力本管と同口径とします。
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