4−3 破砕機構付き小型水中ポンプ
 
 4−1に示した通り、ポンプの選定は渦流、吸込スクリュー、ノンクロッグを原則としますが、使用条件に対する適応性および経済性を考慮した結果、ポンプ口径が50mm以下になる場合には、破砕機構付き小型水中ポンプを採用します。
 
 ポンプ効率を考慮し、口径150mm以下では、吐出流速1.5〜3.5m/sを目安に選定します。
 
破砕機構付き小型水中ポンプのタイプ別比較表(参考)
項  目 容  積  式 遠  心  式
口径(mm) 32 32〜50



出 力
(kW)
0.75 0.75〜3.7
流 量
(m3/分)
0.04 0.05〜0.35
全揚程
(m)
〜28 5〜30
構造概要
吸込ノズル  宅地から排出された汚水を受水枡から即時に排水するため、汚水の腐敗やスカムの発生は少ないので予旋回槽は使用せず、吸込ノズルは不要です。
異物通過性 異物は破砕してから吸い込むため、詰まる事はありません。
長  所  容積式の吐出量は、揚程による変化が殆ど無く、幅広い揚程に対応できます。  遠心式の吐出量は、揚程の変化により変動し、流入汚水の幅広い変化に適用できます。
短  所 グラインダー(破砕)機構の摩耗により、交換が必要です。
維持管理 一般に1台設置とし、故障時はポンプを交換して修理します。

作成日:平成21年06月30日
(社)日本産業機械工業会 排水用水中ポンプシステム委員会

Back PageTop Next