ビルのそばを歩いている時、あるいはビルの中で、
『卵の腐ったようなニオイ』 を感じたことがありませんか?
ビルには地下階に排水槽があり、 『ビルピット』 と呼ばれます。
槽内で腐敗した排水が地上付近のマンホールに排出されるとニオイが漂います。
このニオイが、 『ビルピット臭気』 です!
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経済の発展に伴い、土地の高度利用が推進され、公共下水道よりも低い地下階が増えました。
したがって、この地下で発生する汚水を自然流下式で下水道管に流入させることが困難なため、汚水を一時貯留し、ポンプアップするための排水槽が設置される様になりました。
ビルピットの種類としては、汚水槽、雑排水槽、合併槽、湧水槽、排水調整槽の5種類が存在します。((社)日本下水道協会「下水道排水設備指針と解説」より)
では、何故この ビルピット臭気(悪臭) が発生するのでしょうか?
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