システムについて
Q04 圧力式下水道収集システムは、どのような設備より構成されますか。
【回答】
 圧力式下水道収集システムの構成図を図−1に示します。
 
 各家庭の汚水は、私設桝等を経由して「ポンプ施設」に流入して加圧され「圧力管路」で処理場または自然流下管まで搬送されます。
 
 先ず、「ポンプ施設」は流入汚水を加圧する施設で、GPユニット(グラインダポンプ、槽内配管および水位計などをコンパクトに組み込んだ貯水タンク)と付属の電気・計装設備で構成されます。
 
 次に、「圧力管路」は、加圧された汚水を搬送する施設で、接続管と圧力本管より構成され、GPユニットから第一合流点までを接続管(φ30〜50mm)、その先の圧力管を圧力本管と言います。
 
 また、圧力管路には、必要箇所に区間弁(圧力管路の各区間を遮断する弁)・点検口(圧力管路のバイパス管を接続したり圧力管内を点検したりする口)・空気弁(圧力管内の空気を排除する弁)を設置します。
 
【図−1】圧力式下水道収集システムの構成図
 
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